胃癌の学習ポイント

胃癌について以下の項目を整理します。

 ◯早期胃癌の分類

 ○進行癌の分類(ボールマン分類)

 ○胃癌の組織型

 

◯早期胃癌の分類

 早期胃癌とは癌の浸潤が粘膜下層までのものである。

 5年生存率は90%ほどで予後はよい

  • Ⅰ型 隆起型 隆起が明らかである状態
  • Ⅱa型 表面隆起型 粘膜面からわずかな隆起がある状態
  • Ⅱa型 表面平坦型 粘膜面と同じ高さ(平坦)の状態
  • Ⅱa型 表面陥凹型 粘膜面からわずかに陥凹がある状態
  • Ⅲ型 陥凹型 明らかに陥凹している状態。潰瘍の状態
 
○進行癌の分類(ボールマン分類)
  • 1型 腫瘤型 隆起した腫瘤を作り周囲と境界明瞭な状態
  • 2型 潰瘍限局型 潰瘍と周囲を取り巻く周堤がある状態で比較的境界明瞭
  • 3型 潰瘍浸潤型 潰瘍と周囲を取り巻く周堤がある状態で比較的境界不明瞭
  • 4型 びまん浸潤型 潰瘍、周堤はみられない状態。胃壁の肥厚、硬化がみられる。
 
 *癌が固有筋層まで達すると組織のひきつれにより周堤ができる。
 →周堤が完成することにより癌の深達度の(固有筋層まで達したという)認識が可能。
 

○胃癌の組織型

 胃癌はほとんど腺癌であり、それらはさらに細分化される

  • 乳頭状腺癌
  • 管状腺癌
  • 低分化腺癌:
  • 印鑑細胞癌:癌細胞内の粘液により核が圧排された像が試験の細胞診分野に頻出する
  • 粘液癌:癌細胞が多量の粘液を産生する

 

ということで胃癌についてシンプルに整理してみました。

 

大腸癌のDukes分類もあわせて学習すると効率がいいですよ。

 

 

 

 

 

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